走りたくなかったの? アディ…~JBC終了

JBCクラシック

これまで、一度も見せたことのない様子を見せたアディライト…

これまでのパートナー・石崎隆之から息子の石崎駿へ。

あんなにお利口さんで、冷静で、仕事人のアディが、

ゲートを嫌がるだけならまだしも、尻もちついてレースそのものを拒否していた。

幾万人の観客の目前で、テレビ観戦客もいる前で、蹴りをいれられたアディ。
彼に対する敬意もなにもない。

かしわ記念帝王賞、と着実に走ってきた馬に対して、蹴りが入り、失笑が生まれた名古屋競馬場

泣けた。涙が出た。これが競馬か。これも競馬か。

アディ、貴方に一体何が起こったか分からない。
輸送が堪えたか。鞍上の変更が堪えたか。慣れない土地に苛立ったか。
地方馬の総大将とまで言われたアディ。できれば君と一緒に馬運車にのって船橋に帰ってきたかった…

今回のダメージが、後々まで響かないことを、願ってやまない。


なにはともあれ、今年のJBCが終わった。

名古屋競馬場関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。