カネヒキリ戦線離脱に思う~ダート戦線後半戦

昨日の夕方は、仕事しながら頭の中ではダービーGPを回顧してたり
日テレ盃結果を見てこれから年末までのイメトレ(?)してたりして
ゆったり帰宅するつもりが突然舞い込んだ「カネヒキリ屈腱炎」のニュースに
パニック状態でした。

ふざけるな、なんでだよ、なんでカネヒキリまでもが屈腱炎に?!

強い馬ゆえのケガだと言われても、納得できるわけがない。

即、?引退か?と頭に浮かぶ。まさか、でもまだ4歳じゃないか。

絶対に引退なんかするもんか、カネヒキリは絶対帰ってくるぞ…

まだニュース未確認の状態で、ここまで私は思い込んだ。

そう思い込みでもしなければ、呼吸困難で崩れそうだった。

なんで? て聞かれるかもしれませんね。「これがミツオーじゃなくてよかったじゃないの」と…

でも、そうじゃないのです。あの帝王賞をご覧になった方なら、分かって頂けると思います。

2頭の再戦が、どれだけ日本のダート界を盛り上げていってくれるのか、考えただけで
ダートファンは、ぞくぞくするでしょう。

全治1年近く、と今朝の日刊スポーツにはありました。
詳細は、手術をしてからでないと分からないらしいですが…

2年かかろうと、3年かかろうと、帰ってきて欲しい、ううん、あのカネヒキリのことだから
予定より早く帰ってきてくれるかもしれません。

3歳の頃から落ち着き払ってパドック周回して、あのかわいらしい栗毛の馬体で
そのくせレースはすさまじく強く、すずしい顔して圧倒的な強さを見せつけた。

そんなカネヒキリ帝王賞前、唯一ミツオーのことは意識した(というかじっと見つめた)らしい
とのレポートには、やっぱりただものじゃないな、ヒキリ、と感服したものです。

夕べ友人とも話したのですが、こうなるとミツオーは負けられない
でもそれ以上に日テレ盃を鞭無しで勝ったダイヤが不気味です。

ヒキリが出られないのなら、もしかすれば、ダイヤの鞍上は今後武豊でいくかもしれません。

誰よりもミツオーの強さをライバルとして熟知している武豊騎手が
2着コレクター返上に燃えるダイヤとともに闘いに挑んだ時…

そこには新たな熱戦が待っていることでしょう。

ミツオー以上にダイヤはマイルでも2000でもそれ以上でも、マルチな走りを見せてくれますし

何より潜在能力はピカイチです(そもそも2着コレクターなのが不思議なほど)。

ダイヤの次走がどこなのか、非常に気になります。

そしてミツオーはJBCのどちらに出走するのか…後半戦の開幕は、もうまもなくです。

カネヒキリ、貴方の席は空けておく。

貴方との闘いを待っているライバルたちがいることを忘れないで…