指定型バトン・競馬

イクノディクタスがご縁で知り合えました、競馬大好きhisakoさんより
「指定型バトン」なるものを頂戴したのが今月初め。

■■■　指定型★バトンのルール　■■■
　　　　　　◆廻してくれた人から貰った『指定』を『』の中に入れて答える事。
　　　　　　◆また、廻す時、その人に指定する事。

　　　　　　指定されたお題は………『競馬』。

頂いてからかなり日数が経ってしまいました。だってですね、難しいんですよ、これ。
初心者の私にはとてもとても…

でもhisakoさんから「ミツオーだらけ」になっても良いとのお墨付きを頂き（笑）
今月ちょっと競馬から距離を置いてみて、色々思うところがあったので
帝王賞が近づく前にやってしまおうか、と一大決心
（ホントはスルーしちゃおうかと思ったんですけどね・汗）。

で。

最初にお断りしておきますが、私は地方競馬びいき、というよりは

地方競馬に知識が偏っているので、その辺はご容赦下さい…　　

最近思う『競馬』

　どうして、地方競馬がどんどん苦しい立場になっていってしまうのかな、ということ、ですかね…

私が競馬を知った昨年でも高崎が閉鎖したばかりで、宇都宮も…この上山・新潟・北関東ラインの
閉鎖が、北海道・岩手の遠征馬にも多大な影響を与えた“連鎖”に
馬たちの、そして人たちの仕事場がなくなっていくことは、日本競馬の衰退にもつながって
地域産業の低迷にもつながるのに、表面だけでしか語られないのが、競馬
特に地方競馬なのかな、と…。いきなりヘビーです。

今年は金沢、笠松、馬産地の岩手、北海道でも、危ぶまれる声が大きくなっています。
南関東だって決して安泰ではないんです。

「どうすればいい」。こればかりを思う日々です。思うだけではダメなのですけど…

　　

この『競馬』には感動！

う～ん…これ！　といえるほど、そんなにレースを観ていない未熟者なので（汗）。
だいたい予想つくでしょうが（笑）、個人的には２００５年東京大賞典。

えっ？　２００４年の雪の大賞典でなくて？　とつっこまれそうですね。

雪の大賞典もすごかったですけど、やはり０５年の大賞典です。

０４年の大賞典を制したアジュディミツオーは、地方馬で初めて、ドバイへチャレンジ
大健闘しました。

帰国後、秋から始動し、中央への挑戦を続けますが、色々な条件に阻まれ、いい成績が出ません。
スタートが芝の中での５９キロ、落鉄して初の二ケタ負け、一部では鬱っぽくなっているとか
実は小心者で初めてのところや広いところが苦手とか、期待されていた分、落胆の声も大きく
大賞典でも人気はいまいちでした。

そんな中、好スタートを切ったミツオーは観客のどよめきの中、その後一度も影をふませることなく
一番でゴールに帰ってきました。あの瞬間の感動は、一生忘れられません。

それからのミツオーの好調ぶりは恐ろしいぐらい。
フェブラリーでは残念ながらスタートで遅れましたが、追い上げはすごく
マイルＧではレコード勝ち、地元唯一のＧ１も守り
川島調教師にさえ、「あの馬（＝ブルーコンコルド）には勝てないと思っていたのに」
と言わせるほど、乗りに乗っています。

来週の帝王賞でも、地方代表の名に恥じないレースを、私たちに見せてくれるでしょう…

あ、やっぱりミツオー話になると止まらないです（苦笑）。

あとは、今年の日本ダービー。メイショウサムソン＆石橋騎手のコンビには感動しました。

二冠獲ってくれて、本当に嬉しい。どうぞ無事に菊花賞に出てきてください。

それから…０４年のＪＢＣクラシック。アドマイヤドンとミツオーのゴールには鳥肌が立ちました。
現地観戦出来た方がうらやましいです。ゴール後のアンカツ・ウッチーの握手も感動でした。
対決の再現をずっと望んでいましたが、残念ながらドンは引退。
産駒が楽しみです。

直感的『競馬』

一瞬一瞬で全てが決まる、一瞬のために日々の努力がある。

人と馬が一体で挑む、究極の勝負かな、と。

好きな『競馬』

全頭無事に走り終えるレース。

最後まで諦めないレース。

観客が「観られて良かった」と思うレース。

こんな『競馬』は嫌だ！

勝負を諦めてしまう競馬。

観客が真剣でない競馬。

競馬以外の部分でもめ事が起こる競馬。

　　　

この世に『競馬』がなかったら

となると、今の自分がここに存在しないので…

と思う人がわんさか出現しそうですね。

私は日々つまらない日常にうんざりしていた気がします。

ただ、知らなくて済んだことも、既にいっぱいありますけどね。

これはよく、初心者の私は諸先輩方に言われますね。

知らなくて良いこともある、と。　
　　　

次に回す人５人（『指定』付きで）

　　『指定』はやっぱり『競馬（できれば地方競馬）』として…
　　　ひとまず立候補者募集。様子みてこそっと置きに行きます。

バトン、という意識は置いておいて、自身の競馬観を省みるにはとてもよい設問かもしれません…

いやはやしかし難しかった。hisakoさん、これで及第点頂けますか？！